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「価値」として認められる「概念」
2006 / 11 / 27 ( Mon ) 少々、間が空いてしまいましたが。。。
村上隆著「芸術起業論」幻冬社 より。 “マルセル・デュシャンが便器にサインをすると、どうして作品になったのでしょうか。 既製の便器の形は変わらないのに生まれた価値は何なのでしょうか。 それが「観念」や「概念」なのです。 これこそ価値の源泉でありブランドの本質であり、芸術作品の評価の理由にもなることなのです。 くりかえしますが、認められたのは、観念や概念の部分なのです。” “日本では好き嫌いで芸術作品を見る人が大半ですが、これは危険な態度です。” “価値は「偶然」から生まれるとも言えるのです。” 「価値」とは、「事物の表層」や「表出された姿」等が好まれるか否かではなく、 表れた物(事)を生み出す「概念」が受け入れられるか否かということで、 アートばかりでなくデザインにも言えることだと思います。 「価値」は「偶然」から生まれるものとも言えるけど、それを「概念」として受け入れられるレベルまで高めることは「偶然」ではありません。 その行為こそ重要なのだと思います。 laud miyota |
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村上隆村上 隆(むらかみ たかし、1962年2月1日-)は現代美術家で、日本におけるポップアートの代表者である。アニメ、フィギュアなどいわゆるオタク系のサブカルチャーを題材として用いた作品が有名で、海外でも高く評価されている。「アートとは何か」 サキの部屋【2007/02/07 03:38】
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