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土木じゃないドボク #003
2006 / 07 / 12 ( Wed )
土木マガジンズ その2 『防水ジャーナル』

20060714000823.jpg



アスファルト舗装の道路は,昭和50年代ころのこどもだったときの記憶では,雨があがると,あちこちに水たまりができていて,大きめの水たまりにはどこから飛んできたのか,アメンボが泳いでたりするようなものだった.
それが単に片田舎の道であったため、予算の都合で舗装の張替えがままならなかった(舗装はおおむね10年で更新)からなのか、舗装の技術が進歩したのか、そういった舗装の不具合は、ここ東京ではあまり見なくなった気がする。
こどものように水たまりをわざわざ見つけて突進していくことをしなくなったからだけかもしれないけど

土木の構造物では、雨水がその表面に溜まらないようにすることは、設計や施工するうえでかなり重要なことだ。歩道も車道も進行方向に対して直角に少しかたむいているのは、水を車道脇に流すためで、その水をさらに流すために、進行方向に対しても水平にはつくってはならず、最低0.3度以上の勾配をつけなければならない。
そういった水を溜めないための配慮は、いっけん水平に見えるところにも必ずなされていて、ビルの屋上の平場でも、橋の脇にあるコンクリートの高欄の20cmの幅の天端でも、微妙な勾配を職人技でつけてたりしている。

水を構造物の表面にためないことにこだわるのは、水がたまると、その水は少しずつでも浸みこんでいき、それが構造物なかに入って、鉄筋を腐食させたり、地盤をぐちょぐちょにしたりして、その結果構造物がひび割れたりする原因になったりするかららしい。
とはいえ、水を溜めない配慮をいくらしても限界がある(垂直な壁部分からも水は内部に浸透していくようだ)し、水に浸かっている構造物もたくさんあるので、そういった構造物の表面には、防水を施すことになる。

この『防水ジャーナル』には、その防水のための技術がふんだんに詰め込まれている。

誌名は、内容のまんまである。また、英語表記が"The BOUSUI Journal"と翻訳はされていない。ただしサブタイトルが"roofing/siding/insulation/renewal"とメインタイトルよりもぜんぜん英語になっている。
表紙は、青地に白の文字でタイトル、ポイントとして号数に赤を用いており、サッカー代表とおなじのカラーリングのパターンは馴染みやすい。

内容は、毎号二つの特集を組んでおり、冒頭の写真の2005年8月号は、
「下水道防食工事における品質管理と性能確保」
「駐車場防水―補修・改修工法の選定方法と検討項目―」
である。

そのほかに連載記事が10本ほどあり、合計220ページに及ぶボリュームのある構成になっている。
ただし、土木関係の特集がなされるのは、年に1本程度で、大半はビル、マンションの防水記事が多い。「下水道暴食工事~」は2005年の唯一の土木関連の特集だった.
2006年号は、まだ土木関係の特集が組まれていないので、特集内容をHPなどで確認したうえで購入されたい。

発行 新樹社,定価 1390円,創刊 1970年

laud 金谷健太郎
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